こんにちは。ここから整体院・院長のおおのしほこです。
院長といっても、1DKのマンションで、わたしひとりでやっている小さな整体院です。
けれど、小さな整体院だからこそ、1対1で向きあう時間を大切にしたいと考えています。
ドアを開けるまでは不安でいっぱい…とみなさんおっしゃる、古ぼけたマンションの扉の向こうでは、わたしもドキドキしながら(笑)、今日もせいいっぱいの笑顔で、みなさんにご安心いただきたいと願っています。
![]() 2010年5月の写真。 |
大野 史保子(おおの しほこ) プロフェッショナル会員 ストレッチ講師 専属ボディケア・アドバイサー 好きなもの |
![]() 骨格模型にうっとり…の図 |
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新潟県新潟市生まれ。
日本海側特有の1年を通して雨嵐の多い新潟では、屋内で遊ぶことが多く、お絵かきが大好きな子どもでした。
4才からピアノを始め、それがきっかけで音楽制作の仕事に就くべく、専門学校に入学するため上京。
クラシックコンサートの会場前で案内チラシの束を配るバイトをしていて、はじめて腰痛に襲われる。
たまたま腱鞘炎で行った接骨院でついでにマッサージを受け、カラダがびっくりするほどラクになってから、たまに接骨院や整骨院にお世話になっていました。
学校を卒業し、ゲーム音楽制作や着メロ制作・他にもさまざまなデスクワークにたずさわるうち、座っていられないほどの腰痛や慢性疲労に悩まされるようになる。
このままではいけない、カラダを動かさなきゃ…と昔からあこがれていたダンスを始めることに。
まずは基本をやろう!とバレエクラスに通う。
バレエは体の使い方が独特で、見た目だけを求めるとケガにつながりやすいと分かる。
大人からバレエを踊るためにはからだの知識が必要だと感じ、いろいろ調べるうちに、カラダにたずさわる仕事をしたいと思うようになる。
調べているうちに、インターネットで 『てあて整体スクール』 のHPにたどり着く。
自分もダンスやバレエをやっている整体師の学校が、近所にある!(当時は練馬区に住んでいました) といてもたってもいられなくなり、スクール見学へ。
とりあえずやってから考えよう(この発想、今は後悔しています)…と、すぐに入学。
恩師&師匠のあら木やすひろ氏に、指針整体・PNF・マッスルエナジー・骨盤調整などを1年ほど学ぶ。
卒業後、てあて整体院で初のスタッフ・内弟子1号として勤務。
働きながら技術や知識だけでなく、患者さんとの向き合い方や施術の方針・院の運営など、さまざまなことを学ばせていただきました。
2006年8月、結婚のため愛知県大府市へ引っ越し。はじめての土地、慣れない環境にてんやわんやしながらも、出張形式での整体を続ける。
2007年3月、名古屋市中区金山に『ここから整体院』をオープン。
自分の院をオープンしようと決めたのは、リラクゼーションサロンでのアルバイトがきっかけでした。
わたしが勤めていたサロンは、会費を払うと、期間内は何回でも無料でマッサージを受けられるシステム。
当然、毎日お越しになるお客さまもたくさんいらっしゃいました。
ひんぱんにマッサージをくりかえすことで、お客さまのおからだはどんどん鈍感になっているのに、いつもまったくおなじ、決められた通りの施術しか行うことができない、サロンの決まり。
これが、ほんとうにお客さまにとってよいことといえるのか…日々積もってゆく疑問やジレンマが、きちんとからだをととのえる整体院をオープンしよう!という決意につながり、現在に至っています。
整体って、言葉のない会話のようなものかもしれない、と思うことがあります。
火のついたように泣く赤子が、、おかあさんに抱っこされると、ふっと泣き止むように。
おからだにそっと触れ、ゆっくりとその声を聞きいたわることで、どうか少しでも楽になりますように…そんなことを思いながら。
施術のあと、ほっと花がほころぶような患者さんの笑顔を見たくて、日々精進しております。